名古屋市営地下鉄東山線は、高畑駅から藤が丘駅を結ぶ約20.6kmの一部地上区間がある第三軌条方式の地下鉄路線です。 1957年に名古屋で最初に開業した地下鉄で市内交通の大動脈として活躍しています。 100形車両は、開業の1957年から1988年の引退まで30年近く東山線を支えてきた車両でした。 編成も多岐に渡り、開業時は2両編成で運用されていましたが、路線延伸や利用客増加のため晩年は6両編成で運用されていました。 先頭車の100形は40両、中間車の500形は20両製造され、のちに製造された中間車の700形も加わり、多彩な編成が魅力的でした。 車体はウィンザーイエローと呼ばれる黄色に塗装され、当時は『黄電』の愛称で親しまれました。 2022年8月から東山線と名城・名港線で黄電にラッピングされた車両が運用されています。 また、先頭車の100形107号車、108号車は、現在『レトロでんしゃ館』において展示がされています。 市営交通100周年を締めくくる?100形車両を是非鉄道コレクションでお楽しみください。
名古屋市交通局商品化許諾済