神戸市電1150形は、神戸市電で運用されていた路面電車です。 市電事業者と車両メーカーで検討されていた高性能路面電車の導入が計画され、1955年それぞれ仕様の違う1151号、1152号が登場しました。 この2両は試作的要素が強く各種試験、仕様の比較検討を行い、その後量産車である1153号~1158号の6両が1956年に製造され、合計8両が在籍していました。 1964年~1968年にかけ制御方式を間接制御から直接制御に改造するために台車や電装品の交換、ワンマン化改造が行われました。 導入当初より神戸市電オリジナルの車両デザインで親しまれ、1971年3月に神戸市電全線廃止されるまで運用されました。 その後、1155号を除いた7両は広島電鉄に譲渡され2023年現在、582号、1156号の2両の神戸市電が現役車両として広島電鉄に在籍しています。
神戸市交通局商品化許諾済