南海電気鉄道は大阪の難波から和歌山方面と高野山方面、関西国際空港を結ぶ鉄道会社です。 創業は1885年12月と日本で最も歴史の長い私鉄です。 9000系電車は高野線で運用される8200系をベースに、南海本線での運用を目的として1985年から32両が製造されました。 同系は、南海本線での運用を目的とした車両では初となるオールステンレス製の車体が採用されています。 登場時は高野線車両との区別等を目的として、銀色のステンレス車体に緑色の帯が配されました。 1993年頃からは、関西国際空港の開港等にともなうイメージの刷新に合わせ、現在まで見られるブルーとオレンジの帯を配したデザインに変更されています。 現在は、制御機器の更新やバリアフリー対応などの旅客サービス向上を目的として、全車両に更新工事が実施されています。
南海電気鉄道株式会社商品化許諾済