103系3000番代は、1985(昭和60)年の川越線の電化に伴い、仙石線で余剰となった72系のアコモ改造車を新性能化改造した車両です。 103系化にあたり、103系の予備部品を見直して捻出した電動台車や、101系廃車発生部品の付随台車などを利用して改造が施されました。 川越線時代は3両編成にて運行されており、ラッシュ時にはサハ103を増結した4両編成も見ることができました。 1996(平成8)年に八高線の八王子~高麗川間が電化されると川越線と八高線の直通運転を開始、この際にサハを連結した4両編成が基本となり、増発用に一般車から改造した103系3500番代も登場しました。 2003(平成15)年から205系の投入が開始され運用が縮小しました。 さらに、りんかい線から転用改造された209系3100番代の投入に伴い、2005(平成17)年10月に営業運転を終了しました。 本製品では冷房化改造後、連結面妻窓が封鎖された頃の4両編成を再現します。
JR東日本商品化許諾済